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87:マットDEイってミルク 7/26 23:37
明日は生ゴミの日だ。
出勤前、溜まった生ゴミを大きいポリ袋にまとめて台所の隅に置いておいた。
明日の朝、出勤する時に捨てればいいや・・・と。
俺が仕事から帰宅すると、それが儀式のように二階から我が家の唯一の住人である飼い猫が長い昼寝から覚め
毎日玄関にて俺を出迎える。・・・こんな儀式を毎日続けられると、自分に哀れさがこみ上げ時々ウザく感じられる事がある。
こんな家、売れるものなら早いトコ売っぱらって、一人モンに似合った狭いアパート暮らしなどがしてみたい。
PM7:00帰宅・・・しかし今日はその出迎えの「儀式」がない。
「???」と思いながらも玄関から順に家中の電気を点けつつ奥へ奥へと進む。
すると、台所の隅に置いてあるゴミ袋を一点集中して見つめる飼い猫を発見。
「何してやがる?# -=・=- -=・=-」と呟きながら風呂場に戻り
汚れた作業着を洗濯機に放り込み風呂に入る・・・と言うより湯船にはお湯が入ってないのでシャワーで済ます。
湯船に暖かいお湯を入れて俺の帰りを待っててくれる人など居ない。まぁ、それはさておき・・・。
風呂からあがると、すぐさま缶ビールを開け、新聞を開きつつソファーに座る。
冷蔵庫から缶ビールを取る時も飼い猫はまだゴミ袋を見つめている。
「あぁ、そーいや昨日ヴィッツから金羽のお誘いメールが来てたな・・・。返信してねーな・・・」などと思いつつ
(実はこのカキコをしてる最中にもヴィッツから金羽のお誘いメールが来たw)テレビのスイッチ入れ、
昨日の残り物の枝豆と厚焼き卵と微量の刺身を冷蔵庫から出し、ツマミにして呑みだす。
台所の唯一の住人の気配はそのままに・・・。
「HEY HEY HEY」が終わった。今週はあまり面白くなかった。
酔いと一緒に疲れがドッと体に駆け巡る。でもまだ呑みたい。指揮には負けられない(ぇ
何杯目かのオカワリのレモンソーダ割りを作りに台所に向かうと
まだ飼い猫はゴミ袋をジッと見つめている。その姿にナゼか腹立たしくなり
「なにイツまでもゴミ見つめてやがる。イジ汚ねぇ。」と軽く蹴りをいれた。
蹴られた飼い猫が勢いでゴミ袋に触れた・・・その時。
ゴミ袋の中で蠢く無数の黒く大きい生物をハケーン('A`)
どーしていいか解らず、我が家なのに抜き足差し足でとりあえず居間に戻り、一服をした。
しかし、一服をしても結果は出ない。むしろ最悪の結末に陥るかもしれない事に気づいた俺は
勇気を出して台所のゴミ袋の観察に入った。 |-`)ジーっと。誰も助けには来てくれない、tu-ka呼べない。
どうやら黒い生物達は、飼い猫の体当たりによって生じたメダパニ状態も一段落したようだ。
覚悟を決めた俺は、今は亡きアイルトン・セナの魂が乗り移ったかのような俊敏さでゴミ袋を縛り上げ
そのままの勢いで町内会指定のゴミ捨て場までダッシュした。くつろいでいた為、上半身は裸である。
長文で一言もヘッタクレもないが、この場を借りて町内会班長さんに一言・・・
「前の日に生ゴミ捨ててごめんなさいm( __ __ )m」
・・・ゴキブリは苦手だ。 以上、マットの日記。 7/26
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